手術
膝が痛むからといって、安易に手術をすることはありません。
基本的には保存治療をすすめ、どうしても痛みがひかない場合にのみ
手術が行われます。
近年多く見られる手術法がUKA手術です。
これは関節形成術といい、人工関節の一種になります。
関節の骨の表面を削って薄い金属をかぶせる手術で、
従来の全人工関節に比べて術後の負担が非常に少なく、
合併症の不安も軽減されます。
膝の内側の関節だけを人工の関節に入れ替える手術で、
傷も大きくなく、1時間ほどで出血もほとんどなく終了します。
手術した次の日には歩くことができ、
1週間ほどで杖を使って退院することができます。
退院後に特別にリハビリに通う必要もないのが嬉しいですね。
欧米では30年ほど前から取り入れられている術式ですが、
高度な技術が要求されるために日本ではなかなか浸透しませんでした。
近年では手術成績も安定しており、積極的に行う病院も増えています。
ただ、関節や靭帯に変形などの問題があったり、リウマチを併発している時は
この適応にはなりません。
膝の損傷がひどい場合は、TKA手術が行われます。
内側だけでなく膝全体(といってもまるごとではなく表面1センチほど)の関節を
入れ替える手術です。
大腿骨、脛骨、膝蓋骨の表面を取り換え、
骨と骨の間に特殊ポリエチレンを挟みます。
O脚が原因で痛んでいた場合は、この手術によってそれも矯正してしまいます。
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