水がたまる
膝に水がたまる、水を抜く―などといったことを耳にしたことがある人も
多いことと思います。
これは膝だから特別というわけではなく、ほとんどの関節は膜でくるまれ、
関節液と呼ばれる水が入っています。
通常は1cc以下とごくわずかな量を保っていますが、
軟骨がすり減って炎症を起こすと多量に分泌されます。
関節液は関節内の潤滑を良くし、栄養を与え放熱する役割を持っています。
量は多すぎても少なすぎてもいけません。
少しであれば、炎症がおさまると同時に水の量も落ち着きます。
注射器で水を抜くのは痛みや腫れがひどい場合で、
抜いても炎症が治っていなければまたたまります。
水を抜くとクセになるとよく言いますが、
また水がたまるのは炎症が持続していることによるものです。
水を抜いてもらったら、その色と量をしっかりと確認しましょう。
色が透明であれば正常な状態で、その後何度も抜くようなことにはなりません。
黄色は、透明になる少し前の段階なのでもう一息といったところです。
白く濁っているのは脂肪が漏れているためで、
白くモヤモヤと浮いているものがあるときは軟骨が剥がれている可能性があります。
刺しても水が出てこない場合は水の粘度が上がり線維化したと考えられます。
この場合もその後抜く必要はないといえます。
水を何度も抜くことは基本的にはありませんので、
色が変わらないといって何度も水を抜くようであれば
根本的に治療があっていない可能性があり、病院を変えてみるのも手です。
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